20代初期の作品。
聖母マリアが赤いカーネションを手に我が子であるイエスキリストに慈悲の眼差しを向けている作品。
聖母子像画は、ルネサンス期に流行したが、ダ・ヴィンチの聖母子像画の特徴は、背景を暗いトーンで描き、対象的に母子を明いトーンに描写し、母子を際立たせている。
カーネションは十字架に貼り付けられたイエスの姿を見た母マリアが流した涙から咲いた花といわれており、母性を象徴する花として知られている。
原画:制作1478〜1480年所蔵:アルテ・ピナコテーク●絵:40×30.5cm●額:58×48.5×4cmアートの友社 レオナルド・ダ・ヴィンチ 「カーネーションの聖母」(6号) 111295
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